【食】伊勢丹ワインガチャ 12回分の「お楽しみBOX」結果全部見せ

こんにちは、ガーリエンヌです。

ワインが好きで、いろんなショップで手ごろなワインを買うのを楽しみにしている私ですが、年に4回(+α)お祭りがあります。

それは #伊勢丹ワインガチャ!!!

これは正式名称ではなく、私が勝手に呼んでいる名称で、正確には三越伊勢丹オンラインで売られている「WEB限定お楽しみBOX」です。ラインナップはその時々で微妙に変わるのですが、2023年7月現在は5500円、11000円、22000円。

愛好家にはおなじみのこのシルエット

このワインガチャの特徴は、何が当たるかマジでわからんギャンブル性が高すぎるということ。それで個人的に「ガチャ」と呼んでいるわけですが、公式サイトの言葉を引用しますと

375ml又は750mlのワインが3~12本入っているお楽しみBOX。どんなワインが入っているかは届いてからのお楽しみ。内容は赤ワインのみ・白ワインのみ・スパークリングのみ・バラエティーセットのいずれかが届きます。

「とにかく何でもあり」すぎて、説明しているようで説明になっていない! 世の福袋はもう少し「泡のみ5本」とか「赤白ミックス」とか条件が絞られているものですが、そこは天下の三越伊勢丹リカーセレクション。わしらのワインセットは全部自慢のセレクトだぜ!ということでしょう。

三越伊勢丹では季節ごとに「リカーセレクション」として種類豊富なワインセットが売りに出されます。春ならロゼ多めだったり、夏なら爽快系の白の特集が組まれたり。各インポーターいちおしの趣向を凝らしたワインセットたちです。

このワインガチャはどうやら、前シーズンに販売されていたワインセットの在庫整理の目的がある模様。伊勢丹から送られてくるリカーセレクションの冊子を捨てずにとっておくと、届いたセットがどれだったのか答え合わせができて楽しいです。

もちろん在庫整理といっても、そもそもお得なワインがさらにお得(だいたい値段の倍以上のセットが届きます)なので、ワイン好きにはたまらないお祭りというわけです。

2022年夏から回し始めた私のガチャ履歴は、1年間で12回に到達。そこで、これまでの結果を全部お見せしたいと思います。

【1】2022年7月 7700円ボックス

ギリシャワイン5本セット、インポーターはモトックス。

内訳は泡1本、白3本、赤1本でした。ギリシャワインは一般的にはマイナーですが、過去旅行したことがあり、現地でワインのおいしさに感動していました。まさに「定価ではなかなか買わないけど当たるとめちゃくちゃ嬉しいセット」。このセットのおかげで沼に落ちたと言っても過言ではありません。

【2】2022年7月 5500円ボックス

白ワイン6本セット、インポーターはトゥエンティーワンコミュニティ(ワインショップソムリエ)。

1と同時に購入。暑い時期に嬉しいスッキリ系白6本セットです。目玉は左から3本目の「バルフォー」。近年注目されつつあるイギリスワインで、一度飲んでみたかったんですが、普通に買うと4000円くらいするので機会がなくて。高いのとお手頃なの、バランスのいいセットでした。

【3】2022年8月 5500円ボックス

白ワイン6本セット、インポーターはトゥエンティーワンコミュニティ(ワインショップソムリエ)。

おかわりのつもりで期間中にもう一度ガチャを回して届いたのがこちら。2と同じインポーターで内容的にも割と似ていますね。ヴィオニエは同じものが入ってました。目玉は左端のシャブリで、さすがのおいしさだったので単品購入したいと思いました。

3回分の結果に気をよくした私。約3か月後に次のガチャが開始。条件反射で回した結果……「赤い10月」として歴史に刻まれる驚きのセットが届くことになるのです(※刻まれてません)。

【4】2022年10月 7700円ボックス

【5】2022年10月 5500円ボックス

写真上(7700円)がボルドー金賞赤ワイン12本セット。インポーターは巴ワイン・アンド・スピリッツ。写真下(5500円)が各国周遊赤ワイン10本セット。インポーターはセンチュリートレーディング(伊勢丹の自社インポーター)。

なんと一気に赤ワインが22本も届いてしまったのです。知ってた、それがこのワインガチャのルールだって……途方に暮れていたら、夫に「赤ワインの墓場みたいになってるじゃん」と言われる始末。

いやいや、どのワインもおいしいものばかりでした。特に周遊セットのほうはオーストリアやポルトガルなどレアめの産地と出会えて楽しかったです。ただ個人的な好みが泡≧白>>赤なので、圧倒的物量を前におののいてしまったのでした。

衝撃冷めやらぬ11月、なんとブラックフライデーセールということで、イレギュラーな時期にまたワインガチャが開催されてしまったのです。伸るか反るか……いや、伸るしかない!

【6】2022年11月(ブラックフライデー) 5500円ボックス

赤ワイン6本セットでした。ありがとうございました。インポーターはヴィノスやまざき。

フランスとイタリアのセットだったと思います。いやこれも2000~3000円台のワインだけあって全部おいしかった、おいしかったよ……。

こうして28本の赤ワインとともに越冬し、年が変わって2023年。新年一発目のワインガチャがやってまいりました。

【7】2023年2月 11000円ボックス

きたーーーー!!!!! シャンパーニュ入りスパークリング6本セット。インポーターは三国ワイン。

泡好きなので、これはまごうことなき「大当たり」。初めて1万円ボックスを買ったのですが、さすがのクラス感でした。シャンパーニュが2本、ひとつはAYALAというのも嬉しい。左から3本目のポール・ベルトローもじつは定価7000円くらいで、とてもおいしいシャンパーニュでした。

【8】2023年2月 5500円ボックス

7と同じタイミングで買った5500円ボックス(写真下)は、またまたボルドー金賞赤ワイン12本セット。インポーターはロイヤルリカー。

ひと箱がお高め泡セット、もうひと箱がデイリー赤セットというのは、組み合わせ的にもバランスが良かったです。

【9】2023年4月 11000円ボックス

赤ワイン5本セット、インポーターはバラバラ。

こちらはカタログを確認すると「ワンランク上のフランス赤ワインセット」ということでした。おそらく一番高いのは左端のサンテミリオンで定価は7000円超。これまではセットごとに全部同じインポーターでしたが、このセットはバラバラだったのが興味深いところ。伊勢丹バイヤー企画とかなのかな。

【10】2023年4月 5500円ボックス

9と同時購入。赤ワイン5本セット、インポーターはフィラディス。

カタログを確認すると「冬にぴったりこくうま赤」ということで、コート・デュ・ローヌやボルドーの重め赤のセレクション。個人的にいちばん気に入ったのは右端の「フアンヒル」ブルーラベル。同じシリーズのSAKURAがもともと好きなのですが、これは最上級キュヴェ(定価5000円)ということで、まろやかな甘みとフルーツ感、でもしつこくない……!と感動しました。

そして……本日、最新のガチャ結果が届いたので速報でお知らせします!

【11】2023年7月 11000円ボックス

ブルゴーニュ白ワイン6本セット。インポーターはファインズ。

「白ワインの最高峰とも言えるブルゴーニュを手頃に飲みたいという、ブルゴーニュ好きにもご納得いただける白ワインをご用意しました」との悩ましいうたい文句。どれも定価で買うと3000~4000円はするものばかりで、手頃といってもさすがのラインナップです。高騰を続けるブルゴーニュなので嬉しい! これで酷暑を乗り切れそう!!

【12】2023年7月 5500円ボックス

シャンパーニュ入りスパークリング5本セット。インポーターはディオニー。

ナチュラルワイン中心の軽快な泡5本。定価では1万5000円だったようで、5500円ボックスとしては値段的にもかなり当たりだったのではと思います。知らないインポーターだったのですが、自然派に強い会社らしく、私の好きなルナーリアやル・タン・デ・ジタンも取り扱っており、こりゃ間違いなく私好み……! これで酷暑を乗り切れそう!!(2回目)

以上、全12回の戦歴すべてを開陳いたしました。

回によってもちろん好み・好みじゃないはあれど、普段自分では選ばないおいしいワインと出会え、さらに運が良ければお宝を引き当てられる伊勢丹ワインガチャは、私にとって本当に魅力的です。これからも販売が続く限り無限に回し続けるでしょう。あれこれ言っても、どうせ全部飲んじゃうんで……。

@girliennes