【Travel】永遠に街歩きしていたい!上海旅行のおすすめ建築&グルメ

こんにちは、Chiaです。2018年最初の投稿が遅くなりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。少し前のことになりますが、年始に上海&杭州へ行ってきました。台湾に旅行したことはあるものの、中国大陸に訪れるのははじめて。「言葉」「ネット環境」「トイレ」「PM2.5」と今までの旅行先とは違った不安を抱えつつも、蓋をあけてみれば想像以上に素晴らしく、思い出深い旅行となりました。

はじめて上海に興味を持ったのは、遡ること大学時代。フィガロ ボヤージュの特集号『I LOVE上海』を読んで、面白そうと思ったのを覚えています。何より、1900年代初頭、かつて「魔都」と呼ばれ、アジア最大の都市として君臨した上海の歴史や文化には惹きつけられるものがありました。映画や小説でしか知らない、そんなかつての上海の姿を探しに行くのが、今回の一つの目的でもありました。

上海の歴史的な建築については、上海市が指定する「上海優秀歴史建築」に詳しく載っています。全てが西欧風建築というわけではありませんが、その数なんと1000以上。写真を眺めるだけでも素敵な建築が多いです。そのうちホテルやレストランとして営業している場所も多いので、観光客が気軽に足を運べるのも嬉しいところ。

https://zh.wikipedia.org/wiki/上海市优秀历史建筑#静安区

というわけで、租界時代の建築を見に、宿泊に選んだホテルが「インターコンチネンタル上海 ルイジン(瑞金賓館)」と「フェアモントピースホテル上海(和平飯店)」です。どちらもかつてはイギリス人の富豪の私邸として建てられましたが、リニューアルを経て、外資系ホテルの傘下に入っています。

▪ 「インターコンチネンタル上海 ルイジン」

1920年代初頭、英字新聞のオーナーもあるイギリス人の富豪、モリスの私邸として建てられたもの。55000㎡もの広大な敷地内に、さまざまな様式の洋館が点在しています。敷地内に入ると、まずはその広さに驚かされます。広い庭園に、英国のマナーハウスのようなレンガの洋館が点在し、さながら機内で観た『キングスマン』の世界。昔の私邸の雰囲気はどんな感じだったのだろうと考えながら散策するのは楽しかったです。ただ、宿泊した主楼は新しい建物で、歴史建築に指定されているのは別の建物だということが後になってわかり、少々残念。小さなヴィラなど修復中の建物も多かったので、またぜひ完成した姿を見に足を運びたいと思ったホテルです。

▪ 「フェアモントピースホテル上海」

ヴィクター・サッスーン卿によって建てられた「サッスーンハウス」(1929年完成)が改修を経て、2010年にフェアモント傘下のホテルになりました。サッスーン家は「東アジアのロスチャイルド家」とも呼ばれた名家であり、インドと中国でアヘンを製造・密輸する事業に関わっていたそうです。(※)上海・外灘と呼ばれる地域のなかでも一等地にあるサッスーンハウスは、御影石やテラコッタタイルをふんだんに使った優美なアール・デコ様式で建てられており、かつての上海の光と影を象徴する建物とも言えます。館内にはこの建物の歴史にまつわる品々が所蔵されている部屋もあり、見応えがありました。

また、1Fの廊下にこの建物が舞台となった映画のポスターがたくさん飾られています。スティーブン・スピルバーグ監督の『太陽の帝国』や、カズオ・イシグロ原作の『上海の伯爵夫人』など、上海を舞台にした作品の多くがこちらで撮影されています。そして私が滞在していた期間にも、ちょうどホテルの裏道で撮影中でした。当時のホテル名『CATHAY HOTEL』(キャセイホテル)というレプリカの看板が飾られ、クラシックカーと人力車が並び、ロビーには20世紀初頭の装いの俳優やエキストラたちが行き交っていました。当時の面影を残す外灘のなかでも、ひときわ歴史を感じさせるこのホテルでの素敵な出来事でした。ホテル内の有名なジャズ・バーも、雰囲気良く楽しかったのでおすすめです。
(※) https://en.wikipedia.org/wiki/Sassoon_family

さて、上海といえば欠かせないグルメについてもご紹介します。食べ歩いてお腹がはちきれそうになり、気合を入れて予約していたディムサムをキャンセルするという事態になったりもしましたが、それでも色々なレストランに行きました。そのなかでも、特に印象的だった二軒をご紹介したいと思います。

▪ 鼎王無老鍋 住所: 中国上海徐汇区衡山路2号甲

薬膳鍋(火鍋)のお店です。もともとは台湾のお店ですが、上海にたくさんある火鍋店の中でも、特に美味しいという噂を聞きつけてやってきました。フランス租界の一角にあり、昔の洋館を使用していて雰囲気があります。赤と白の二色のスープがとにかく美味しい!赤いスープはけっこう辛いのに、旨味が効いているせいか、ついたくさん飲んでしまいます。白いスープはマイルドであっさりですが、薬膳が効いていて滋味深い味わいです。具材も日本で食べるより種類が豊富で悩むところですが、一皿の量が多いので頼みすぎには要注意。ちなみにテーブルに置かれていた、後で足すためのスープは全て空っぽになりました。

▪ 瑞福园酒家 住所:中国上海卢湾区茂名南路132号乙

インターコンチネンタルホテルの近くにある、上海料理のお店。上海在住の方の口コミやブログで何度か名前が挙がっていたので行ってきました。ローカルなお店で、内装は綺麗で広く活気があります。早い時間に予約なしで入ることができましたが、次から次へとお客さんが入れ替わって常に席が埋まっていたので、人気店なんだと思いました。味は何を頼んでも美味しいですが、店員さんがおすすめしてくれた「エビ入り蒸し餃子」が絶品でした。あと「蟹粉豆腐」と呼ばれる蟹肉と蟹ミソを使った豆腐料理が美味しく、今回の旅行を通しても特に印象に残る一皿となりました。

建物とグルメだけではなんなので、観光やその他のお店について少しだけ。有名な場所は一通り見て回ることができましたが、特に印象に残ったのは古い建物が多く残る、外灘やフランス租界の街並みでした。今まで行ったどの国とも違う雰囲気で、一瞬自分がどこの国にいるのかわからなくなる錯覚を覚えます。

あと定番ですが、豫園もその周辺が横浜中華街を濃くしたようなショッピング・レストラン街が楽しくて、庭園自体も見応えがありました。豫園にある上海で一番古いというティールームでお茶しましたが、内装が凝っていて、お茶も美味しかったので良かったです。

あと、繁華街は本当に賑やかで、モールが数時間ではとても回りきれないくらい巨大なのには驚きました。日系のデパートやレストランなどは思ったよりも多かったです。小洒落たカフェや個人経営のショップも点在していたので、行くまでにもっと知っていればなーとも思いました。行ったなかで美味しかったのは、上海発祥で虹橋空港にも店舗がある「Wagas(ワガス)」。エスニックやイタリアンをベースにしたフュージョンっぽいカフェご飯と、本格的なスイーツが楽しめました。あと中国発祥サードウェーブ系コーヒー店「GREYBOX COFFEE」も、シンプルでお洒落な店内で、美味しいコーヒーがいただけます。あと上海ではコーヒーだけでなく、お茶のカフェやスタンドが人気なようでした。なかでも「HEY TEA(喜茶)」というお店は繁華街などの好立地でよく目にしましたが、週末は大行列していたのでその人気ぶりがうかがえました。結局タイミングを逃してしまって買えなかったのが残念。

上海は、冒頭に書いた不安要素もほぼ感じることなく快適な滞在で、また訪れたいと思わせる要素がたくさん詰まった都市でした。台湾や香港に比べて、上海を特集する雑誌(女性誌)が少なくて、予備知識もあまりないままにふらふらしてましたが、町歩きが楽しい!今度は暖かい時期に公園へ行ったり、建築めぐりがてら散歩をしたり、ディズニーランドに足を伸ばしたりしたいなあと思います。ちなみに購入したお土産は、ディフューザーや子どものぬいぐるみぐらいでしたが、滞在中に麻辣花生(マーラーピーナッツ)にはまり、どっさり買ってきました。本当に美味しいです! でもこれ、日本でだいぶ出回ってるんですね。知らなかった…!!(Chia@skintmint)

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