【Movie】こんな風に過ごしたい!理想の夏休み映画

こんにちは、ズバリです。8月もあっという間に後半。お盆休みには旅行やお出かけを楽しまれた方も多いと思います。私はというと、暑さと人混みが苦手で、どこかへ行って思い出を作りたいという以上に、その気分が味わえたらそれでいいと思っているせいか、この時期になると夏休みを描いた映画や小説に触れたくなります。そこで、今回は私の好きな夏休み映画をご紹介します。

■冬冬の夏休み
小学校を卒業した冬冬は、夏休みの間、幼い妹と一緒に田舎の祖父母の家に預けられることに。台北出身の冬冬にとって、田舎でみるものすべてが新鮮。地元の子どもたちとも仲良くなり、田舎暮らしに馴染んでいきます。そんな牧歌的な暮らしの中での花園記事20160806冬冬の小さな成長を描いた本作ですが、冬冬の周りにいる大人たちの人間模様も見どころ。そして台湾の夏休みは、少し日本のそれにも似ています。「仰げば尊し」が流れる冒頭の卒業式や、夏の終わりを感じさせるある童謡も含めて何だか懐かしい。夏休みが訪れたときの楽しさから、秋のはじまりまでを映画一本で堪能できます。

『冬冬の夏休み』は8月27日(土)~9月2日(金)まで早稲田松竹で上映予定です。

■プロヴァンス物語/マルセルの夏花園記事20160806.2
頼もしいパパと優しいママ、かわいい弟妹と暮らす9歳のマルセルは、プロヴァンスの別荘でひと夏を過ごします。プロヴァンスで過ごす夏、というフレーズだけで、羨ましさしかありません。美しい風景とおいしいものと、愛する人々に囲まれた別荘での暮らしは幸福なことばかり。都会に戻ることになったマルセルが、家出を企てる気持ちがよくわかります。
『マルセルの夏』は父親への愛情をフィーチャーしていますが、続編の『マルセルのお城』は母親に対する愛情を描いています。こちらも素敵な映画です。

■緑の光線
こちらは大人のバカンスを描いた作品。デルフィーヌは心待ちにしていた友達とのバカンスをドタキャンされて傷心気味。何とかバカンスを楽しいものにしようとしますが、どことなく孤独な気持ちが拭えない。
バカンスがない国の人間としては、1ヵ月以上の長期休暇は喉から手が出るほど欲しいもの。でも実際にバカンスがあったら、家族や恋人と過ごさないといけないという同調圧力で四苦八苦するのかなあ、などとリアルなバカンス事情を疑似体験できる花園記事20160806.3作品です。デルフィーヌは友達からも気を遣ってもらっているのに、情緒不安定気味で周りにいたら面倒に感じてしまいそうなタイプの女性。男性からのお誘いもあるのに、なぜかうまくいかないあたりは「喪女はマインド」を感じさせて、彼女の幸せを願わずにはいられません。
『緑の光線』は角川シネマ新宿にて、エリック・ロメール監督特集『ロメールと女たち』の1作品として、9月24日(土)~9月30日(金)まで上映されます。

■Swallows and Amazons
最後にこれから観たい夏休みの映画を。〝Swallows and Amazons″は児童書の名作、『ツバメ号とアマゾン号』の映画化。ジョン、スーザン、ティティ、ロジャの4人兄妹は子どもたちだけで小さな帆船に乗り、無人島でキャンプをすることに。同じように湖畔で過ごす同年代の姉妹で、自らを海賊と名乗るナンシィとペギィや、彼女たちの叔父であるフリント船長との交流を描きます。

原作は1930年に書かれましたが、女の子の活躍が際立つのが印象的。想像力豊かなティティや海賊船の船長ナンシィのキャラクターはとりわけ強烈です。女の子たちだって冒険したいという気持ちが大切にされていて、彼女たちの生き生きとした描写は現代の作品としても通用します。

そして、憧れのロハスライフ。たまに土人(お母さんをはじめとした大人たちのこと)と会う以外は、すべて子どもたちだけのDIYな生活。釣った魚を食べたり、湖で泳いだりしているだけで、大きな出来事は起こりませんが、夏休みにやってみたかったことが凝縮されています。

映画版では優しくて賢いお母さんをケリー・マクドナルド、フリント船長をレイフ・スポールが演じます。原作では子どもたちが自分自身を船員や海賊にみたてて、本気でごっこ遊びに取り組む姿が印象的ですが、それは大人の協力もあってこそ。土人や邪悪な海賊というごっこ遊びの役に取り組む大人の俳優たちは微笑ましいだろうなと思います。子役は無名の子どもたちを起用していてフレッシュな印象。ティティをリリー・アレンの妹のTeddie-Rose Malleson-Allenが演じています。

以上、この時期だからこそ観たい、夏休み映画でした。子どもの頃と違って1週間のお盆休みしかなくても、その気分だけはいくつになっても味わいたいものです。皆さんも、映画で夏休みを疑似体験して、思い出の夏を作ってみませんか?

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