【Life】【Movie】最旬インテリアが詰まった映画!〜『マイ・インターン』〜

こんにちは、Chiaです。
10月に入るといよいよ秋本番、澄んだ空と空気が気持ちの良い季節ですね。皆さまいかがお過ごしでしょうか。私はついつい読書に映画にと秋の夜長を楽しんでしまい、寝る時間が遅くなってしまいがちです。
今一番のハマりごとといえば、インテリアについてアイディアを集めること。以前ガーリエンヌちゃんの記事で紹介されたiemoやroomclip、pinterest、houzzなど眺めているとあっという間に時間が経ってしまいます。

今回はナンシー・マイヤーズ監督の最新作、映画『マイ・インターン』に登場する部屋を紹介します!

『ホリデイ』『恋するベーカリー』など以前の作品からも感じられるように、監督はセットへの拘りが強く、本国では映画が公開されるとインテリアの特集記事が組まれるほど。それもそのはず、実は監督の母親はインテリア・デザイナー、なおかつ祖母がアンティークを販売していたというバックグラウンドがあります。
今作では主人公のジュールズがニューヨーク・ブルックリン在住のファッション関係者ということもあり、最旬のインテリアの見本市のようなセットデザインはため息ものです。


特筆すべきは、白〜グレー〜ブルー〜グリーンが清潔感溢れるキッチンの色合い。そこに木の明るいブラウンが加わって、若々しい雰囲気を出しています。リビングルームでは、本棚やマントルピースの上の小物の飾り方に注目。絵、写真立て、花、瓶、ランプなど種類は様々ですが、統一感があります。テーブルの上に飾ってあるピンクのバラや、金属のゴールド以外は部屋のトーンが落ち着いているので、こうしたまとまりが出るのでしょう。
ベッドルームは、グレーの壁に、ポップな赤や青のアクセントにした遊び心が効いています。額の飾り方や間接照明の置き方も参考になりそう。とても素敵なニューヨークのアパートメントですが、色使いや小物使いなど、少しずつ取り入れてみたい要素が詰まっています。

ここからは『トラディショナル・ホーム』の引用ですが、
「今回は私がいままで見たり、刺激を受けたアイディアをクリスティ(プロダクション・デザイナー)とスーザン(セット・デコレーター)に伝えるために、Pinterestを使いました」と監督は話しています。さらにブルックリンの現在の内装についての様々なデザインブログを読んだ、とも伝えています。(中略)「モロッコのラグ、ミッドセンチュリーの家具、中間色、色を少し散らすこと、バスルームに真鍮の金物、そして吊り戸棚ではなく、オープンの棚があるキッチンー絶対に母親のキッチンではないのです」

Pinterestやブログなど、一般の人たちのアイディアを取り入れる監督の柔軟性が、映画のインテリアの鍵になっていたことに驚きます。前作『恋するベーカリー』ではまだPinterestはスタートしていなかったのですから、まったくの新しい試みだったわけですね。

また、ジュールズのタウンハウスについては、J Crewのクリエイティブ・ディレクター(現社長兼任)のジェナ・ライオンズのブルックリンにあるブラウンストーン(古くからある石造りのタウンハウス)に影響を受けたとのこと。「彼女の家はヒップで若々しい雰囲気があり、でも伝統的なブルックリンのブラウンストーンです。本当にとてもシックで、ジュールズの世界を映しているように感じました」

ジェナ・ライオンズについては書き出すと長くなってしまいますが、J Crewの社長兼クリエイティブディレクターであり、現在のJ Crewのイメージを作り上げた立役者です。「アメリカのファッションクイーン」(The Gardian)と呼ばれる彼女のスタイルは、プレッピーを基本としたミックススタイルが特長です。おそらく、ジュールズのファッションにも影響を与えていることでしょう。ライオンズのタウンハウスは、ジュールズの家によく似ています。全てを重厚な、高価なインテリアでまとめるわけでなく、ファッションと同様に自分らしいアイテムを加えているところが、センスの見せ所なのだと気付かされます。

監督がUS Newsで語ったところによると、インテリアの予算についても検討したそう。「主人公がどのぐらいお金を稼いでいて、そのうちどのぐらいを家具に使えるのか考えたの。だからリストレーション・ハードウェアやポッタリーバーンのものもあるし、良いものも置いたし、彼女の絵や写真もね」
リストレーション・ハードウェアとポッタリーバーンというのは、どちらも全米規模のインテリアチェーン。IKEAのようなモダンで安価な家具ではなく、価格帯は高価だけれど一般に手が届かないほどではない、質が良いアメリカン・トラディショナルな雰囲気の家具が特長です。インテリア好きの心を捉えている2つのショップ、そして自分流に高価なものやハンドメイドの作品を置くミックススタイルが旬のインテリアらしい要因となっています。

部屋はその人を表すと言いますが、まさにストーリーとジュールズのキャラクターにぴたりと合ったインテリアにはっとさせられることもしばしば。舞台としての「部屋」がうまく作用すると、時には台詞よりも雄弁に、人物たちについて物語るのではないかと思います。
(@skintmint)

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