【Travel】素朴でやさしい「あの空気」に魅せられて アイルランド旅行記  by @tako_jun

こんばんは、ガーリエンヌです。
今週からシルバーウィーク。旅行気分が高まっている方も多いのではないでしょうか?
今回の花園magazineでは、5月にアイルランドを旅行したゆんこさん(@tako_jun)に、素敵な旅行記を寄稿してもらいました!

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アイルランドと聞いて、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。
ギネスビール、エンヤ、U2、キリアン・マーフィー、リバーダンス、ウィスキー…。
2つ以上思い浮かんだ方は知っている方だと言っても良いかもしれません。
UKと言う大国のすぐ隣、しかも北アイルランドはUKであるにも関わらず、国のイメージも国の位置もアイスランドと間違えられる事もしばしば…。
確かに流行の最先端では無いかもしれない、けれど、気のいいアイルランドの人々や、過ごしやすい気候、音楽が溢れてるパブや素朴な可愛さが同居したアイルランドの魅力を紹介しようと思います。

首都ダブリンの有名な観光名所は徒歩で行ける範囲なのが魅力的。
中でも割りと最近、写真撮影がOKになったトリニティカレッジのロングルームはやはり混み合ってます。
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木造の曲線のこの天井、某魔法使いの映画でもモデルになった場所でもあります。
古い本の匂いと高い天井を見上げてベンチに腰かけて、暫し何もかも忘れたい気分に。
このトリニティカレッジから程近い、グラフトン・ストリートにあるのがAVOCAのショップ。
1723年から毛織物のブランドとして続くお店です。
ireland02最近日本でも買えるようになりましたが、やはり品揃えが違うので、可愛いものが欲しいならぜひ訪れたいお店(なんせそれ以外のお土産と言えば、ギネスビールのグッズか、シャムロック(三つ葉のクローバー)か、家畜として郊外にたくさんいる羊のグッズくらいのもんなのだ)。
オリジナルソープのセットは、包み紙をこのままの並びで額に飾っておきたい可愛さ。
ソックスはタグまで凝っているので、切ってしまうのが勿体ない。
地下はカフェになっていてイートインも出来ますし、パンやスコーン、お総菜までテイクアウトも出来ます。
早起きでホテルの朝食に間に合わない前日にスコーンを買い、コンビニでヨーグルトとフルーツを買い足し、ホテルの紅茶とで朝御飯にしましたが、拳大ほどあるざくっとしたスコーンは食べごたえもあり、十分な朝食になりました。

最近でこそおしゃれなカフェも増えてきたと言うダブリン。
ブームの火付け役になったのは間違いなくこのお店、Queen of Tarts
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ireland04素朴な焼き菓子が中心のカフェで、1号店と2号店がありますが、私が訪れた1号店は席数20席ほどのこじんまりとした店構え。
ケーキ類の他にスーププレートのような軽食もありました。
一番食べたかったキャロットケーキは残念ながら売り切れだったので、アイルランドのリキュールのベイリーズを使ったチーズケーキを。
ベリーが入ったタイプははじめてお目にかかりました。
添えてあるホイップも甘すぎず、紅茶もたっぷり3杯くらい。
控えめに飾られたお花も可愛い。 店内は8割りくらいが地元民だと思われる、女の子たちが話に華を咲かせていました。

人気が出るにつれ、営業日や営業時間が次第に延び、最近ディナータイムもはじまったbrother hubbardは最終日前日にランチに入り、翌日ブランチに走り、空港で食べるためにシナモンロールをテイクアウトまでしてしまいました。
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パンケーキやシリアルもありますが、エスニック料理の割合が多いお店で、ランチはスリーサラダプレート、ブランチはモロッカンビーンズプレートを。
なかなか野菜を食べるチャンスがなく、最終日近くなると胃が疲れていたので、溢れんばかりの野菜は嬉しかったし、これだけ食べても飽きが来ず、モリモリと食が進みました。
トマトソースで煮込んだビーンズの下にはトーストがあり、ソースはヨーグルトソース。
オプションでスモークサーモンをつけましたが、これがまた美味しかった。
スタッフもフレンドリーで、現地に住んでいたら通っている事でしょう。

ireland07中心部に飽きたら、郊外に行くのもオススメです。
ダブリンから首都近郊線で30分ほどのダン・レアリーは、別荘などもある高級住宅地。
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駅から10分とかからないLynden B&Bは天窓つきのこんな可愛いベッドルーム。
ダイニングルームはピンクの壁紙に大きな窓が。
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ireland10荷物を置いたら海辺をお散歩して、隣駅ドーキーのQueensで昼食を。
名物のチャウダーはサーモンとディルがたっぷり、添えてあるパンもずっしりと重い私好みのパン。
アイルランドで食べられるソーダブレッドを食べ比べるのがアイルランド旅行の楽しみでもあります。
香水のいい匂いがするお兄さんに薦められたアイリッシュ・エールGalway hookerがとても美味しくもう一杯飲みたかったのですが、サイドメニューのポテトフライの量を見誤り、夕御飯がいらない程お腹一杯に。

さて、アイルランドと言えばパブ文化。
お酒が好きならぜひパブ巡りに飛び出しましょう。
「パイント・オブ・ギネス」と言っておけばオーダー出来るし、一杯ずつお金を支払うキャッシュ・オン・デリバリーが主流なので気軽に色々まわれます。
老舗のお店に行くも良し、外観で選んぶも良し、生演奏が聴こえるお店に飛び込むも良し。
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1196年創業のThe Brazen Headは中庭にはテラス席もあり、中のテーブル席では伝統的なアイリッシュフードも食べられます。
お肉も野菜もたっぷりでとろとろのBeaf in Guinnesはほくほくのマッシュポテト添え。
夜は毎日生演奏あり。
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赤い店構えが目立つのは、この界隈の通りの名前にもなっているThe Temple Bar
中ではオリジナルグッズのTシャツなども売っています。
ダブリン市内ならとにかくこの2軒が有名です。
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そのすぐ近くのThe Quay’s Barは生演奏が売りのパブ。
Aviciiの「Wake Me Up」が店の外まで漏れていてそれに引き寄せられて入りましたが、アコギとフィドルの編成で「Sing together!」とお客さんを煽っていて、中は皆ビール片手に笑顔で大合唱。
その雰囲気が幸せそのものだったので、思わず泣きそうになりそうでした。
余談ですが、数ヵ月前に日本を旅行したばかりと言う男性に話し掛けられ、パブの真ん中で「I love Japan!」と叫ばれました。
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アイルランド第2の都市コークのLe Chateau Barは、アイリッシュコーヒーが有名なお店。
温かいお酒は苦手なので飲むか迷いましたが、頼んで正解。
強めの甘味とウイスキーの香りと温かいコーヒーがまさに五臓六腑に染み渡る。
他のお店で頼んだのは、くどくて飲むのが大変だったのですが、ここのは甘いのにくどさも感じず、少しずつ大事にいただきました。
食事を出すパブもありますが、つまみ程度だったり、レストランとパブのフロアで分かれているお店がほとんど。
旅先で空きっ腹で泥酔なんて避けたいし、美味しいものも食べたいのなら、ディナーコースのハッピーアワーと言えるアーリーバードを利用するのがおすすめ。
通常のディナーコースよりずっと安いし、前菜やスープと主菜の2コースが主(だと思います)なので、日本人の胃袋的にもちょうど良い量だと思います。
モダン・アイリッシュ、ぜひご賞味あれ!

観光案内所やお店に入っても大抵笑顔で接客してもらえますし、バスツアーで歩き疲れて出発を待っていたら窓の下を通ったツアー会社のドライバーのおじさんが通り過ぎたのにわざわざ戻ってきて、私の顔を見上げて指で口角を持ち上げて「Smile!」とジェスチャー。
おじさんの笑顔が可愛くて、思わず顔がほころびました。
アイルランドって何があるの?と訊かれると、なかなか説明しにくいけれども「あの空気!」と言う他ありません。
3度の旅行で主要な観光地はほぼ廻りましたが、またあの空気に身を投じたい!

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ゆんこ プロフィール
音楽、お酒、スポーツ鑑賞(アイスホッケーなど)が好きなアラサーOL。
最近は日本の3人組インストバンド・Fox Capture Planに夢中!
TWITTER @tako_jun

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