【Stage】AKB対談③ 2014年のAKBをうらなう~君の名は希望~〈後編〉

2014年のAKBをうらなう、AKB対談第3弾!
前編はこちら

HKT48と指原支配人は
48グループの新しい実験の形

まじお: 一方、HKTは今最高にバランスがとれている。HKTはほぼ最初から天才指原とらぶさん(多田愛佳)を貰った訳だから、もうチート状態でのスタートだと思っている。
71IBvMelgJLガリ: HKTは特別というか、新しい実験というイメージ。子供だけすぎた旧チーム4が失敗したから、同じくロリっぽい子供をメインにしつつも、年長者をピンポイントで据えてみるという。
まじお: 今までのグループ内での運営面の反省を生かして、全然違うチームにしようという感じがあるよね。
ガリ: ツートップにもこだわってないしね。
まじお: そうそう。ツートップじゃないし、基本すべてツインターボ。すべての立ち位置に二人ずつ用意してある。今回HKT48は本当に他と違うんだなと思ったのは、クラス替えですね。今までの48グループって、期ごとにチームを組んじゃうから、やっぱり戦力が分散しなくて人気チームと非人気チームの差が激しかった。でも、HKTは、その育てに育てたツインターボをガッツリ二分してきた。二つのチームの力は完全に拮抗している。凄い。
ガリ: 詳しくない私ですら、クラス替えの発表を見たとき「ガッツリ分けてきたな」と思ったよ。シングル選抜だとまた変わるんだろうけど、いろいろ柔軟に試してるよね。
まじお: 他のグループと違って、全員に平等に機会を与えようとしている。贔屓がない。これは指原の意向な気がするけど。この全員を大事にして仲良しっぽくする感じは、ちょっと女性プロデューサーっぽいなと思う。秋元康にない感じ
ガリ: 康はもっとエグいやり方するよね。41ipVxyO6UL._SL500_AA300_
まじお: うん、簡単に切り捨てるよね。それは異性だからな気もするんだよね。秋元康は、この指原の平等さを、彼女の欠点だと指摘したけど、私はこれはこれで良いやり方だと思うから、上手くいってほしいと思う。
ガリ: うん。ゲームの進め方としては効率的じゃないかもしれないけど、メンバーとファンの気持ちには沿ってるし、上にお姉さんグループがいるなかで、違う面を出していくのは大事だと思う。最近、48グループに限らず「アイドルオタクのアイドル」が注目されがちだけど、商売としてその真価を発揮できているのは指原だけだと思う。
まじお:そして、ここになって「チームKⅣ」のキャプテンに任命される、らぶさん(多田愛佳)の素晴らしさについて語りたい……。散々述べてるけど本当に、自分を厳しい環境におくということは大事だよね。でも正直、2013年の総選挙で順位あげたから、らぶさんは何となくこのままずっと上昇も下降もせずにこのままの姿勢でいると思ってたんだよね。これ以上上昇する事はしばらく無理かと思ってた。でも彼女は未だに急速に成長し続けている。今回、彼女はチームKⅣキャプテンに就任したわけなんだけど、それについて異論を唱える人は多分今回いなかったと思うのね。でも、去年の9月頃の彼女のまとめスレを見ると多くの人が「新キャプテンにらぶさん……ありえないか」ってみんな言ってるの。でも、その評価が4か月で覆ってる。今回キャプテンになって、らぶさんはまだ伸びる。多分、らぶさんは本当に素晴らしいキャプテンになれる。
ガリ: らぶさんを見てると、チャレンジしてすぐ変化することはなくても、絶対損はしないと思わされるね。同じ環境で延々何もせずに、腐ってるやつが一番ダメ!!
まじお: うん、HKTに行ったらぶさんとJKTに行ったはるごんは、本当にみんなの人生の参考になると思うわ。「君のことが好きだから」を歌っていた時、何も知らない子犬のようなうるうるとした目をしたただの子供だったらぶさんが、今自分の意志で見知らぬ土地に立ち、先輩として強い眼差しで、「君のことが好きやけん」を歌っているというストーリーだけで私が号泣。

田島芽瑠のずば抜けたオーラ
そして乃木坂46・生駒里奈

ガリ: いい映像! しかし、らぶさんも素晴らしいけど、個人的には宮脇咲良プロとめる(田島芽瑠)に目が奪われました。
まじお: めるはウインクが凄い。レーザービームかよってレベル。
ガリ: 顔立ちは割と綺麗系なのに、ずっと嬉しそうに笑ってて、肌がまっしろで、ニコッてするの、すごすぎる……。
まじお:そしてめるは本当に汗が似合う…。汗に濡れてるめるの美しさは凄い。
ガリ: 自分が汗に濡れてることに気づいてない感じの、高貴さがあるよね。世俗的じゃない。
まじお: うん、めるから出てる汗は汗じゃない。絶対しょっぱくない。南アルプスの天然水が出ている。
ガリ: めるは、SKEにもNMBにも、敦子以降のAKBにもいなかったタイプ。天真爛漫でよく食べるところ、すらっとしてて割と背があるところ、派手な顔じゃないゆえの普遍性など、すばらしい。
まじお: よく食べるのって、大事だよね。私の中で、良く食べることって、器の大きさと関係している。
ガリ:精神の強さと関連するからね。繊細な子は食べられなくなっちゃうから。
まじお: だから、めるの食べっぷりは本物だなと思った。そして、私の中で最近、敦子、めるに続いて、エースオーラを出している人間といえば、乃木坂46の生駒ちゃん(生駒里奈)ですね
ガリ: 生駒ちゃん!!!!!!!! 正直、今いちばん好きである。あれは天然記念動物。515HAqAeg-L._SL500_AA300_
まじお: テレビも生駒ちゃんが出る番組録画して、早送りして生駒ちゃんが喋る所だけ止めて見てる。
ガリ: あんな可愛い生き物、いませんよ!
まじお: センターが変えられたり色々しても、乃木坂は生駒のためのグループですよ!!
ガリ: 生駒だけ異質だもんね。
まじお: そうそう、生駒ちゃん以外みんな似た可愛さなのに、生駒ちゃん一人だけおかしい。センターが変わっても、それは基本的に生駒ちゃんの精神を一時的に守るための作戦でしかなくて、中継ぎだと思っている。
ガリ: 生駒ちゃんに関しては精神的に不安定なところあるけど、あれも器の大小というよりは、田舎の子を急に都会に連れてきたゆえのものだと思うので、本来的には完全にセンターだと思っている。
まじお: そうそう、才能のあるパンダを突然違う環境に連れてきてしまったから、ちょっと一時的に笹食べなくなっただけ。他の子は凄い美人だけど、良かれ悪かれ、男性芸人に好かれていいようにされてしまいそうな、普通な子な感がある。
ガリ: 生駒ちゃんだけは、可愛いだけじゃなく、煮ても焼いても食えなさそうで、いい。
まじお: 生駒ちゃんだけは誰も手出せない。まあ顔だけで言ったら、橋本奈々未の方が失神する程可愛いとは個人的には思ってるんだけど、生駒ちゃんは生き物としてもうヤバいから。美人の人間と凄い可愛いパンダ比べて、どっちが可愛いかみたいな野暮な話はしないことにする。
ガリ: あの、「なにがなんだかわからないが、とにかく凄いと思わせる」というのがエースのオーラなのだろうな。
まじお:「やっぱこいつは違うな、読めないな!」って感じが大事だよね。
ガリ: 頭が良いとか面白いとか、美人とかではかれるものではない。人間力。あと、芸能界の流れ的には、能年玲奈に雰囲気が似てるのも追い風かなと勝手に思っている。
まじお: 生駒ちゃんは、リアルあまちゃんっぽいね。
ガリ: ほかの乃木坂メンはそこまで思い入れないけど、まいやん(白石麻衣)は、実は関ジャニの安田の元熱狂的おっかけだった、っていう話を聞いて少し好きになった。
まじお: えっ、安田!? 二宮とか言われたらちょっとがっかりだけど、安田はちょっと好きになる(笑)。

女優志望でも歌手志望でも
トーク力をつけるべき

51Hul3lT5eL._SL500_AA300_ガリ:正直なところ、私のなかで、最近48グループに対する興味が失われつつあるのを感じている。特に若手に興味がもてなくて、私の一番の希望は、まゆゆの王道を見ること……。まゆゆだけは確固たる道を歩んでいて、安心して見ていられるんだけど。
まじお: 三銃士とか好きになれれば面白いと思うんだけどね。私も実はそこまで好きになれてないんだよなあ。旧チーム4がチーム4だった頃は愛していたから、別に若い子が愛せないって体質じゃないと思うんだけど、特に興味ない。相変わらずHKT48を主軸に愛し続けてる。
ガリ: 最近『テラスハウス』をよく見てるんだけど、あの番組って、夢を持った若者が暮らして番組をとおして人気者になり、卒業するという流れがあるのね。インタビューとか読んでると、みんな「テラスハウスを卒業してからが勝負。これから、ひとりの人間として頑張らないと」的な話をしていて、あ、これAKBと一緒だなって思った。AKBのシステムが、アイドル業界のみならず、いろんなところで適用され始めている。つまりそれは、AKBそのものの希少性が薄まっていることなのかなと思った。先行者利益はもちろんあるけど、もう「AKBでしか有り得ない!」ってことは、どんどんなくなると思うんだよね。
まじお: そうだね。多分運営側もそれをみんな察してて、その上で実験台としてのHKTを作っているのかなと思う。
ガリ: そうそう、HKTはあえて違うやり方をして、延命を探っているよね。AKB本体の延命は、卒業生のなかで、敦子に続いて活躍できる子を輩出することにかかっていると思う。卒業から日が浅いメンバーも多いとはいえ、パッと見て、今活躍しているのは前田敦子しかいないわけですよ! どんだけ芸能界のハードル高いんだって話ですよ。
まじお: 芸能界は凄く軽く見えるけど、実際は超魔界だよね。AKBの中では最強の大島優子も、外仕事になると一瞬で霞む。ドラマに出てもオーラがなくなる。
ガリ: 誰もチェックしてないような卒業メンが、ばっと売れたりすると面白いんだけどね。
まじお: ジャニーズみたいに、モデルケースがないとダメなんだと思うんだよね。ジャニーズは、みんなSMAPが成功した時点で、目指すものが見えたから、こうあればいいんだっていう姿が分かったけど、AKBはまだどうなればいいのか誰もわからない。
ガリ: しかもジャニーズは、グループが解散しない限り、年をとっても歌手として定期的にCDを出してコンサートできるからね。それは大きい。
まじお: そうなんだよね、彼らは解散しなくていいから……。
ガリ: 女優はやっぱり使われるのを待つ立場だから、グループとして主体的に歌を出すというのとは全然意味が違う。敦子は例外で、ほかのメンバーは、いかに自分の立ち位置をみつけるかという話だよな。AKBの中はもちろん、芸能界のなかで、どこに行けば食っていけるかを。ニッチでも確実に売り上げのたつところにいかないと。漫然とイマドキっぽい曲を歌ってるだけではダメ。卒業生の中でも、オカロはミュージカル、筋肉、などの売りがあるので、長生きしそうだけど。
まじお: 私はとりあえず、ジャニーズみたいにバラエティ力を付けさせる必要があると思うんだよね。バラエティ力って汎用性メチャクチャ高いし。喋れなくても大丈夫な女優とか、喋れなくても大丈夫な歌手って、本当に限られた一部の存在でしかない。だから、ちゃんとトークできたり、気を使えるようにするっていうのはメチャクチャ大事。嵐の二宮だって俳優路線だけどトークやらせればうまいし、櫻井だって司会うまいけどひな壇もちゃんとできるし、みたいな。そういう、他の立ち位置プラスでバラエティ力ってあるべきだと思うのね。敦子に関してはもともと世俗的なキャラじゃないから、喋れない方が魅力的だから、バラエティ力は必要なかったけど。
ガリ: うん。女優や歌手っていう目標は掲げやすいけど、「芸能界で生き残る」という意味でいくと、少しでもメディアに呼ばれる人になったほうが近道だよね。
まじお: アイドル出身って、やっぱ完全に女優になる、完全に歌手になるって難しいと思うんだよね。最初からそれ一本でできる人なら、最初からそっちの道位入ってるはずだし。だから、アイドル出身の人たちは、バラエティでも使える立ち位置にいて存在感を出さないと、本来自分が目指した位置にすら近付けない。
ガリ: だからこそレモン(市川美織)は正しいですよ!
まじお: レモンは正しい! まさかの「こりん星」というニッチを引き継ぐという。「うわあめっちゃニッチ!でもそこ需要あるんだ!?」的なね。えらい。レモンにしかできない。
ガリ: AKBの現役メンバーは、芸能界のあらゆるニッチを探して分析するのが、3学期の宿題です! 私は峯岸=山瀬まみの路線を狙うべき説を訴え続けるから……。ついでに優子は片平なぎさ(2時間ドラマシリーズの主演女優)枠だから……
まじお: ちなみに指原は最終的に女芸能人締める感じになるから。和田アキ子より賢い和田アキ子的ポジション。または上沼恵美子。
ヒリヒリガリ: 優子卒業と指原大ブレイクで、Not Yetの残りのメンバー、北原里英と横山由依の行く末も気になるところだけど。
まじお: 北原はめっちゃ喋れる。あんなに安定感あるとか出せるとかすごい。芸人の前で喋らせても超落ち着いてるもん。
ガリ: 北原はAKB卒業してもいいと思うんだけどね。グラビアやらせても素晴らしいし、本当に何でも平均点以上出せる。素晴らしい。写真集出したい……。
まじお: 北原辞めたほうがいい。あの子司会できるよ。SHELLYとかの位置狙えるよ。
ガリ:そうそう、すごい面白いとかじゃないけど、的確なパスが出せる。しかもアイドル仕事もちゃんとできる。大物司会者のサブとかの仕事をやってほしいわ。『チューボーですよ』的な。
まじお: ゆいはんはこの一年、ちょっとよくわかんなかった。
ガリ: ゆいはんは、どっちかというとAKB内部の人事に足をとられていたよね。
まじお: ゆいはん、何喋らせても面白いじゃん、やっぱあの存在感は独特だと思うんだよね、他のメンバーであれだけしゃべるだけで味があるやついない。
ガリ: そうそう。なんか変で可愛いんだよね。あれも人間力。
まじお:ゆいはんがしゃべると有吉ずっと笑っちゃうしね。スタッフやメンバーに愛されている感じもある。芸能界で生き残れるのは、圧倒的なスター性を持つやつか、色々把握しててスタッフとしても有能な小器用な奴だけだから、ゆいはんは絶対にちゃんと伸びると信じてる。
ガリ: 若い女子としてスターを目指す気持ちは当然だろうけど、小回りが利いてスタッフ受けがいい、というポジションも視野に入れるべきだよね。
まじお: うん、別に面白くないけど、番組を作る上で、きっと彼がいるといいんだろうなあ、みたいな理由でテレビにずっと出続けている人っていっぱいるもんな。ホームランバッターじゃなくて、地道にバントするという人も大事。
ガリ: 今後卒業するであろうメンバーたちの目指すべき道を考えるのは、我々の宿題でもありますね。
(@girliennes)

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