【Movie】キューティー映画を見に行こう!2013年初夏編

the-great-gatsbyこんにちは、@vertigonoteです。梅雨なんだか台風なんだか、暑いんだか涼しいんだか、なんだか落ち着かない気候が続いていますが、皆さまお元気でいらっしゃいますか?(私はあまり・・・)。そんな時期だからこそ華やかな映画を見て憂鬱な気分を吹き飛ばしたくなるもの。今月公開中~来月公開の気になるキューティー映画あれこれ、2013年初夏編いってみましょう!

【公開中】
『愛さえあれば』
trineこれは予想外に素敵なキューティー映画でした!「愛さえあれば」という問題では全然ない話で、家族は皆トラブルだらけ、甘さより酸味と苦味が強めなザッツ・アモーレ、それなのに/だから、ずっと幸せな素敵なマダム映画。本当の自分なんてどんなだかもう忘れてしまったようなおばさんとおじさんとの、おずおずとした恋の手前の不器用さ。愛よりもずっとやさしい“慈しみ、慈しまれること”の歓びがマリンブルーとレモンイエローの愛の国イタリアで花開く!トリーネ・ディアホルムの色とりどりのワンピース姿も可愛く、傷を負っても笑って「良きママ」として頑張ってきた女性たちに祝福を!という視線が本当に優しい作品です。

『セレステ&ジェシー』
celesteandjesseこれも私のお気に入り。とびきり「今」っぽいアイテムにあふれた楽しいキューティー映画なのですが、ラシダ・ジョーンズ演じるセレステの態度にあまりにも思い当たる節がありすぎて泣けることこのうえなかったですよ。もう30女にはとにかくいたたまれなくていたたまれなくていたたまれない。『(500)日のサマー』や『ルビー・スパークス』では女の子側が「夢の存在」なのに対して、今作で提示されるのは「勝手にそっちの願望投影されても困る」を異性から突き付けられる側に立つ女子像なのでした。ううう。エマ・ロバーツやクリス・メッシーナといった脇を固める皆が素晴らしいのも印象的。

『イノセント・ガーデン』
innocentgarden_sub_03_largeいわゆるキューティー映画ではないかもしれませんが、今年の暗黒乙女映画本命作の1本ということで。私にとっては好みの部分とそんなに好みじゃない部分が重なってる映画でしたが、血まみれドールハウス版『疑惑の影』としてなかなか楽しく鑑賞しました。過剰ではあるけど想像より落ち着いたアドレッセンス黙示録、静と動が瞳の中の光でスイッチされるのが漫画的!ミア・ワシコウスカは夢見る瞳の年上男性にまたも官能を開かれていく乙女役で、なんか今いちばん喪女ロマンスと夢の女を同時に演じられる“娘役”なのだなと!

『パパの木』
main_large (1)突然夫を喪い、悲しみのなかで困惑する母。聡明な娘の視点。広大な大地、命を持ったかのような木。近所のひとたちとの軋轢。新たな出会いと決別。やがて訪れたあらしのよるに。再生への一歩。設定はフレンチ仕立てオセアニア版『おおかみこどもの雨と雪』といった趣なのですが今作はすべてがそっけなく、ありのまま。でもここに映るインディペンデントな家族と自然には嘘のない体温が感じられるところが好きでした。何よりいくつになっても少年の顔をした少女のようなシャルロット・ゲンズブールにはやはりあらがえない魅力があるのです。

『ローマでアモーレ』
sub1_largeもはや風物詩の領域になりつつある、ウディ・アレンの世界各地でアイラブユーシリーズといいますか海外旅行中のポストカードみたいなコメディは批評的にはそっぽを向かれたようですが、私の周囲では決して悪くない評価。やっぱりどこか楽しいところがあるからこそ惹かれる人がこれだけの数(少なくとも日本の、一定の年齢以上には)いるわけですよね、きっとね!

『華麗なるギャツビー』
jp-pub-photosub2-ggb_largeついに公開されましたね!ニックをトビーが演じると聞いたときから楽しみにしていました!こちらも本国の批評はかなり厳しかったのですが、なかなかどうして同世代(90年代ゾンビ)たちは「これこれ!これですよ!」と楽しんできている様子。すべてがやりすぎなバズ・ラーマン節、20年代ファッションの空疎でぎっらぎらな虚構はスクリーンで堪能せねば勿体ないことでしょう。3Dで見た人のほうが全体に評価が高い気がするので、3D推奨案件の模様。

そして今週からは・・・

【6/15~】
『スプリング・ブレイカーズ』
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ぴっちぴちしたティーン女子たちがギラギラのビキニで終わらない春休みをエンジョイ(のはずが、思わぬことから虹色の悪夢に・・・)というプロットも、予告での揺れるカメラとドラッギーな色彩にも、なんだかミニシアターの映画ってこうだったねえと懐かしさを覚えるのですよ・・・。こちらも90年代ゾンビとして遠い目になりながら見に行くのが正解なのだと思います。シネマライズでは【ネオンカラー割引】【4Girls割引】もあるようなので、皆でお洋服をスプリングブレイク気分にして繰り出しましょう!

<特集上映>6/29~7/19  Viva イタリア
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http://www.vivaitaly-cinema.com/
ヒューマントラストシネマ有楽町では近年のイタリア映画からヒューマン&コメディ系作品3作の特集上映が6月末~行われます。 キューティー映画ファンとしては「最後のキス」だけは逃せません!私の大好きなザック・ブラフ主演の「ラストキス」は「最後のキス」のリメイクなのです、なんとしても見なくては・・・!

【7/20~】
『クロワッサンで朝食を』
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一足先に拝見したのですが、思いのほか良くて泣いてしまいました。ずっと自分を押し込め生きてきた中年女性が異国で働くことの心細さと憧れ、言葉にされない老婆の「私を忘れないで」の願い、彼女と彼女と彼の家。ド偏屈パリジェンヌばあさんフリーダ(ジャンヌ・モロー!)と、エストニアからきた美しい中年女性アンヌがひとりの男性を通じてはかなく共鳴する姿に極上の老ロマンシスをみました。話は全く違うのに夜更けと夜明けの「パリ・ひかりのまち」感には何度か「once ダブリンの街角で」を思い出したり。フリーダのそばで「パリの女」になっていくアンヌの脚の美しいこと!

【7/26~】
『31年目の夫婦げんか』
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メリル・ストリープ(セックスレスに悩む初老女性)×トミー・リー・ジョーンズ(妻の愛し方を忘れてしまった夫)×スティーブ・カレル(夫婦生活改善カウンセラー)の面子で老人セックス・コメディ。こちらも試写で拝見したのですが、年齢を問わない普遍的なカップルの在り方についての優れた指南だなあと笑ったりぎょっとしたり。監督デヴィッド・フランケルは『プラダを着た悪魔』の後に『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』というサニー・サイド版『レボリューショナリー・ロード』みたいな傑作を撮っているのですが、その系譜に連なる作品で、楽しかったですよ!

【7/26~】
『ニューヨーク、恋人たちの2日間』
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前作『パリ、恋人たちの2日間』 に続き、今回も監督ジュリー・デルピー、脚本ジュリー・デルピー、製作ジュリー・デルピー、音楽ジュリー・デルピー、主演ジュリー・デルピー・・・!というまたもどこをきってもジュリー・デルピー!なキューティー映画。実は前作を未見なので、早いところ見なくてはなりません・・・

しかしこうして並べると心なしか・・・いや確実に・・・キューティー映画の平均年齢があがってきている気がするのですが・・・ま、“ガール”に年齢は関係ありません気合です気合。花園magazineは年齢問わずいろんなヒロインに出会える映画を全般的にキューティー映画と扱い引き続き応援していきます!(@vertigonote)

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