【Stage】乙女のタカラヅカ案内、はじめます


こんにちは、高野麻衣です。
去る18日の文学フリマ、および通販にて紙版「花園magazine」第1号をお求めいただいたみなさま、ほんとうにありがとうございました。
おかげさまで用意した100部が完売いたしましたので、昨日、受付を一度締め切らせていただきました。
スタッフ一同、心より御礼申し上げます。
また、ご感想やリクエストなどございましたら、お気軽にリプライやメールを送っていただければ幸いです。
喜んで、今後の誌面づくりの参考にさせていただきます。
hanazonomagazine@gmail.com

さて、本日は大阪にある、ウィーン風のホテルの一室でこれを書いています。
宝塚歌劇団の演出家・小柳奈穂子さんや花園会京都支部メンバーにお会いするための、関西遠征の途中なのです。
そう、紙版にもちらりと書いた「宝塚再燃」の炎はやむことを知らず、ついにきちゃったというわけです。

 

なぜいま、タカラヅカなのか?
これには、大きくふたつの要因がりあります。


ひとつはいわずと知れた人気マンガ『ZUCCA×ZUKA』(はるな檸檬)。
以前ガーリエンヌちゃんが紹介した『バンギャルちゃんの日常』同様、「ファン」をテーマにしたギャグエッセイです。
見た目はガール、中身は(愛ある)オタク――その名はヅカファン!
宝塚はきれい、宝塚はしあわせ、という純粋な気持ちがこみあげてくる、大好きな作品です。
みなさんご存じのとおり、だれかがなにかに夢中になっているさまを見ることは、その文化を好きになる第一歩ですよね。
オタクになるとどうしても理屈っぽく語りたくなりがちなのですが、ほんとうに文化を豊かにするには、こういうときめきとあこがれのパワー(ソーラーパワー)が両輪として必要だとおもうのです。
ある意味、わたしたちが「花園magazine」でやろうとしているスタンスを、わたしは『ZUCCA×ZUCA』に感じています。

もうひとつは、ファンを公言する有名人の低年齢化。
たとえばわたしが筆頭と考えているのが、AKB48のまゆゆ(渡辺麻友)です。
SKE48の秦佐和子さんだとか、ミス・ユニバースの森理世さんだとかも有名です。
これって、イメージとしてかなり大きい。
わたしが27歳で宝塚をみはじめたきっかけも、ほぼ同世代のモデル美香さん(当時32歳?)の「美人百花」の記事でした。
女性誌では以前から君島十和子さん、蜷川実花さんといったガール業界の先達がファンを公言していましたが、やっぱり同世代が「次の観劇にはなに着てく?」「舞台がはねたら資生堂パーラーへいこうかな!」ときゃあきゃあ言ってること自体があこがれだったんです。
だから今回のファンの若返りは、
「これからもガールの視点で語っていいよ!語るべきだよ!」
という大いなる示唆です。

個人的な理由としては、ここに現・星組トップ娘役の夢咲ねねさまが加わります。
ねねさまは、現代を生きるマリー・アントワネット!
上品な顔立ち、美しい所作、ほんとうは低音の声――ねねさまがいるときにはオペラグラスを下ろせません!
あんなふうになりたい!生きたい!と思えるスーパースターに出会うことは、やっぱりファンになるいちばんの近道です。
観劇5年目にして、わたしは彼女に、出会ってしまったのです。

 

きのうも観た彼女のステージの様子は、また別の機会にレポートします。
ただ記しておきたいのは、兵庫の宝塚大劇場は、まさに夢の故郷だったということ。
まるでディズニーランドのように、駅を降りたところからただならぬ世界観があって、ため息をつきました。
小柳先生へのお土産にラデュレの紙袋を下げていたのですが、それがあまりにもぴったりでびっくりしたくらい。

どこかノスタルジックな昭和50年代的世界は、けっして最先端のガールではないかもしれない。
でも、そこもいいんです。
フランス生まれのラデュレではないけれど、そういう文化への「あこがれの伝統」こそが、宝塚だから。
かわいいカフェテリアやおみやげの値段はリーズナブルだし、そもそも座席が3000円台からあるということも、少女文化ならではの大きなチャームです。
これらは意外に知られていないことも多いから、今後も清く正しく美しく、ご紹介していけたらと考えています。

(高野麻衣@otome_classic)

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