【COMIC】猫もバンギャルもかかってこ~い!/猫のいうとおり&バンギャルちゃんの日常

こんばんは、ガーリエンヌです。
小4で「花とゆめ」の洗礼を受けて以来、マンガといえば「不思議な力を持った美男美女や犯罪者が出てきて、ドラマチックでアクションもあって、トキメキとドキドキが詰まった話じゃないと!」とかたくなに思ってきた私でしたが、ここ最近、日常系のマンガのよさに目覚めました。
お手軽に読めるわかりやすさ、どこから読んでもOKなゆるさ、あるある~と共感できる楽しさ……
これはきっと、私が大人になったということなのだと思います。

さて、今回はそんな「ゆるくて笑える日常系マンガ」のおすすめを2つご紹介したいと思います。

●『猫のいうとおり』熊野チコ


作者は普段meme名義で女性誌を中心に活躍されているイラストレーターさん。
やわらかな色と線を使って、とてもガーリィなイラストを描かれます。
私の文学フリマのサークルの表紙イラストも描いてもらっているのですが、ご覧の通りの可愛さ(うちの本は9割ジャケ買いだと思います)。
ご本人も、とても美人でオシャレです。

ところが、彼女にはもうひとつの顔が……
それは、猫との熾烈な覇権争いを繰り広げながら、いつも猫のいいなりになってしまう猫マンガ家という姿でした。

ブログ「猫のいうとおり」では、熊野家の正反対な二匹の猫、天上天下唯我独尊なふてぶて猫・あんこ(♂)と大人しくて可愛いけどおバカなぷるちゃん(♀)との暮らしで起きるドタバタ劇が、キュートな絵柄&ユーモラスなタッチで描かれています。
採尿で大バトルを繰り広げたり、あの手この手で猫を病院に連れていったり、さらには猫に引っかかれて本人が病院に連れて行かれたり……。
あんこが本当にふてぶてしいんですが(背中のラインからしてふてぶてしい!)
ときどき可愛い部分が見えたりして、そのツンデレぶりにニヤニヤしてしまいます。
おバカなぷるちゃんもまた、別の意味でいろいろやらかしたりして、大変そうだけどとても楽しそう。
実家でコーギーを飼っており、完全なる犬派を宣言してきた私ですら、読み終わると
「やっぱり猫も好き……」
と唸ってしまいました。

特に好きなのは、あんこにメスの猫友達ができたのを目撃して「あのアバズレメス猫」と地団駄を踏むところ。
息子も弟もいませんが、いきなり妙な小姑スピリットが芽生える感じ、わかるなあと思いました。

本作はブログの内容をオールリライトし、さらに描き下ろしを加えたもの。
猫が飼いたくなること間違いなしなので、心して読んでください!

続いてはこちら。
●『バンギャルちゃんの日常』蟹めんま

ブログ「蟹めんまのバンギャル漫画」を書籍化。巷で話題のバンギャルマンガです。
バンギャルとは、いわゆるヴィジュアル系バンドのファンの呼称。
GLAYやラルクで盛り上がった90年代のブーム後、世間的には失速したと思われがちなV系シーンですが、実はどんどん細分化し、ガラパゴス的に進化を遂げ、面白いことになっていたのです。
「バンギャル? ふ~ん」と思っているそこのあなた!
10年代にもなって、いきなりJ(LUNA SEA)にどハマリした女がここにいます。
普段は洋楽ばっかり聴いてるのに……しかもロックよりブラック好きなのに……
というわけで、いつなんどきハマるかわからないのがバンギャルの道。
作中に「社会人になってからバンギャルデビューした遅咲きのわこちゃん」というキャラが登場しますが、カネがある社会人になってからのほうが、かえってこじらせたりするんですよね。

12歳でバンギャルデビューした作者さんの思い出を面白おかしく語りつつ、「バンギャル常用漢字テスト」や「バンギャル用語辞典」「バンギャル対談」など、知らない人が読んでも面白い企画ページももりだくさん。
個人的には、バンギャルのあいだでは有名な警備会社社長・伊藤さんのインタビューが面白かった! LUNA SEAやJのライブの警備を長年担当されている方だそうですよ…(土下座!!)

『猫のいうとおり』も『バンギャルちゃんの日常』も、思わずうなずく「あるある」がたっぷり。
にやにや笑えて、そして愛おしい。そんな2冊です。
(@girliennes)

広告
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。